2022年10月16日日曜日

hk物語⑥

 仮性包茎を自覚していたものの

特段困ったことは無く、このままでいいと思っていた。


ある時、美容外科の広告で、まんまと策略にハマってしまった。


仮性包茎は臭くて女性に嫌われる?


ん?

あのピンサロで。。。。

そうなのか?


大人になりたくないと思っていた自分が

大人のチン◯ではないのが、恥ずかしくなって来た。


20代後半だったと思う。


そうだ、今からでも間に合う、人間の体は良く出来ているはず

剥きぐせをつければ、皮は縮むに違いない。

と、勝手に思い込み


皮が戻らないように

大きめの絆創膏を亀さんの少し下にぐるりと貼ると

皮が戻らなくなる

これを毎朝貼り替える。


だが、人の体はそんなにうまく出来ていない。

一重瞼の人が二重になるように癖をつけて、

稀に二重瞼になる人もいるようだが、そのほとんどは

一重に戻ってしまう。

その原理と同じなのだろう。

ダメだ、ダメなんだ。


温泉やゴルフ場の風呂でチン◯を見せるのは恥ずかしいから

見られる可能性がある時は絆創膏で見栄剥き生活をしていた。

バレているかバレていないかわからないが、完全に自己満足

どうでも良いことに苦労しているのは、多分私だけではなかったのでは無いかと

今となっては思っている。


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